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新型コロナウイルス関連の心筋炎・心膜炎の既往を有する者に注意【厚労省】

ニュースの要点

厚生労働省は4月15日、「新型コロナワクチンの接種に伴い副反応を疑う症状が生じた者への対応について(再周知)」とする事務連絡を発出した。

新型コロナワクチン接種に際しては、心臓血管系疾患等の基礎疾患を有する者を接種要注意者として注意喚起するとともに、接種後の心筋炎・心膜炎が生じた場合の対応については、接種後に胸の痛み、動悸、息切れ、むくみなどの症状が見られた場合には速やかに医療機関を受診するよう周知してきた。

今般、新型コロナワクチン接種に際しては、特に新型コロナウイルス関連の心筋炎・心膜炎の既往を有する者に注意を払うとともに、接種後に心筋炎・心膜炎を疑う症状が生じた場合は速やかに医療機関を受診するよう重ねて注意喚起を行うことが重要であるとの指摘があったことから、下記のとおり医療機関等への再周知を依頼した。

  1. 新型コロナウイルス関連の心筋炎の既往を有する者において、新型コロナワクチン接種後に心筋炎を発症した副反応疑い症例が見られたことを踏まえ、新型コロナワクチン接種に際しては、新型コロナウイルス関連の心筋炎・心膜炎の既往を有する者に該当すると認められる場合は、健康状態及び体質を勘案し、診察及び接種適否の判断を慎重に行い、予防接種の必要性、副反応、有用性について十分な説明を行い、同意を確実に得た上で、注意して接種すること
  2. 上記の場合に限らず、新型コロナワクチン接種後に胸の痛み、動悸、息切れ、むくみなどの心筋炎・心膜炎を疑う症状が見られた場合には速やかに医療機関を受診することなど、接種前に、予防接種後に起こり得る副反応を含めた説明を十分に行うこと
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/content/001245448.pdf

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