ニュースの要点
厚生労働省は2月28日、「最近の調剤医療費(電算処理分)の動向令和6年度10月号」を公表した。
概要
- 令和6年度10月の調剤医療費(電算処理分に限る。)は7,179億円(伸び率(対前年 度同期比。)+3.7%)で、処方箋1枚当たり調剤医療費は9,308円(伸び率+1.9%)であった。
調剤医療費の内訳は、技術料が2,001億円(伸び率4.1%)、薬剤料が5,165億円(伸び 率+3.6%)、薬剤料のうち、後発医薬品が1,037億円(伸び率+5.2%)であった。 - 薬剤料の多くを占める内服薬の処方箋1枚当たり薬剤料5,210円(伸び率+0.9%)を、処方箋1枚当たり薬剤種類数、1種類当たり投薬日数、1種類1日当たり薬剤料の3要素に分解すると、各々2.83 種類(伸び率+2.1%)、27.2 日(伸び率+1.6%)68 円(伸び率▲2.7%)であった。
- 内服薬の薬剤料4,019億円(伸び幅(対前年度同期差。)+105億円)を薬効大分類別にみると、総額が最も高かったのはその他の代謝性医薬品の781 億円(伸び幅+42 億円)で、伸び幅が最も高かったのはその他の代謝性医薬品の+42 億円(総額781億円)であった。



(https://www.mhlw.go.jp/topics/medias/c-med/2024/10/dl/gaiyou.pdf)