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厚生労働省は6月11日、「フィネレノン」と「「ポサコナゾール及びボリコナゾール」との併用を禁忌とする添付文書改訂を指示した。
フィネレノンの市販後にフィネレノンとポサコナゾール又はボリコナゾールの薬物相互作用試験成績など追加のデータはないものの、ポサコナゾール又はボリコナゾールによる CYP3A の強い阻害によりフィネレノンの血中濃度が上昇し、副作用の発現が懸念されることから、使用上の注意を改訂することが適切と判断した。なお、フィネレノンとポサコナゾール又はボリコナゾールの併用を禁忌とすることの医療現場への影響について、関連学会に意見を聴取し、特段の問題はないことを確認したとしている。