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「不正大麻・けし撲滅運動」を5月1日から実施【厚労省】

ニュースの要点

厚生労働省と都道府県では、令和7年5月1日(木)から6月30日(月)までの2カ月間、「不正大麻・けし撲滅運動」を全国で実施する。

この運動は、不正栽培を撲滅し、犯罪予防の観点から各地に自生している大麻やけしを一掃するため、昭和35年から毎年、大麻やけしの発見と除去、正しい知識の普及・広報啓発を展開しているものとなる。

「大麻」やあへん系麻薬の原料となる「けし」は、大麻草の栽培の規制に関する法律、あへん法などにより、栽培の免許を持つ人以外の栽培が禁止されている。しかし、依然として乱用目的で不正栽培をする人が後を絶たず、特に大麻については、令和5年の国内の大麻事犯者の検挙者数は6,703人となり、検挙人員のうち30歳未満の割合が、過去最高の72.9%になるなど、若年層による大麻事犯が引き続き課題となっている。

また、自生している大麻やけしを除去する取り組みも継続的に行っているが、いまだに多く発見されており、引き続き除去活動が必要となっている。そのため、厚生労働省と都道府県では、関係機関の後援を得て、不正栽培の発見に努めるとともに、自生している大麻やけしを一掃するための除去活動をこの期間に集中的に行う。

また、大麻事犯の検挙者が大幅に増加している若年層に向けて大麻の危険性・有害性を伝えるために、全国的な啓発資材の展開の他、インターネット、SNS等を利用した啓発活動を行う。

出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/content/11126000/001477281.pdf
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/content/11126000/001477283.pdf

以下、厚生労働省より(2025年4月24日)
「不正大麻・けし撲滅運動」を5月1日から実施します~「大麻」・「けし」を発見したときは通報してください~
令和7年度不正大麻・けし撲滅運動実施要綱
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