ニュースの要点
厚生労働省は6月21日、令和4年「社会医療診療行為別統計」の結果を取りまとめ公表した。
「社会医療診療行為別統計」は、医療保険制度における医療の給付の受給者に係る診療行為の内容、傷病の状況、調剤行為の内容、薬剤の使用状況等を明らかにし、医療保険行政に必要な基礎資料を得ることを目的に、毎年作成されている。
薬局調剤:調剤行為の状況
- 集計対象のレセプト件数は前年に比べ、5.5%増加している。
- 薬局調剤の1件当たり点数は1,070.5点で、前年に比べ29.0点、2.6%減少している。
- 受付1回当たり点数は909.7点で、前年に比べ19.2点、2.1%減少している。調剤行為別にみると、「薬剤料」657.5点(構成割合72.3%)が最も高く、次いで「調剤技術料」126.6点(同13.9%)となっている。
- 1件当たり受付回数は1.18回で、前年に比べ0.01回減少している。