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ステルイズ水性懸濁筋注240万単位シリンジ自主回収(クラスⅡ)【ファイザー】

ニュースの要点

ファイザーは7月24日、「ステルイズ水性懸濁筋注240万単位シリンジ」について、本製品の中間製品を製造する海外製造所(米国)において、過去に製造した本製品を回顧的に調査したところ、目視検査の際に製剤内に異物が混入していたことを確認した。

原因について、現時点では、本製品に使用している海外のストッパー(押し子の先端にあるゴム栓部分)供給会社での製造環境に由来するものと想定しているが、引き続き海外製造所(米国)にて調査を継続している。原因と想定されるストッパーを使用したベンジルペニシリン製剤は、海外製造所(米国)より他国 (米国、オーストラリア等)にも出荷されているが、本邦において出荷されている本製品は当該製造番号品(LJ3694)のみとなる。なお、当該製造番号品は、本邦で出荷前に実施した検査において、海外製造所(米国)で認められた異物の混入は確認されていないが、上記の情報を受け、予防的措置として自主回収(クラスⅡ)すると公表した。

現在まで自主回収の対象製造番号品が流通していた期間に、本邦において、本件に関連する健康被害に関する報告は受けておらず、また、対象製造番号品において異物が混入していたとの医療現場等からの報告もないとしている。

出典:ファイザーホームページ(https://www.jsog.or.jp/news/pdf/20250725_shuuchiirai3.pdf

医薬品回収の概要(クラスⅡ) 医薬品医療機器総合機構(2025年7月24日)
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