ニュースの要点
厚生労働省は9月18日、「医療機関等におけるスマートフォンでのマイナ保険証の利用開始について」とする事務連絡を発出した。
6月より、iPhone でのマイナンバーカード機能の利用が開始されたことを踏まえ、スマートフォンでのマイナ保険証（健康保険証の利用登録がなされたマイナバーカードをいう。）の利用に向けて、7月と8月に、一部の医療機関・薬局において実証事業を実施した。9月19日より、利用環境が整った医療機関・薬局において、順次スマートフォンでのマイナ保険証によるオンライン資格確認が開始され、これにより、実物のマイナンバーカードだけでなく、スマートフォンでも保険診療が受けることが可能となる。
スマートフォンでのマイナ保険証の利用開始に向けて、その詳細及び医療機関等で利用する際の留意事項を通知した。
目次
留意事項（抜粋）
- スマートフォンでのマイナ保険証利用のメリット
- スマートフォンでマイナンバーカード機能が追加されることで、実物のマイナンバーカードを読み取ることなくマイナポータルへのログインを簡単に行えるようになる。
- スマートフォンでもマイナ保険証として利用できるようにすることで、医療機関の窓口でカードを取り出すことなく、スマートフォン１台で受付ができるため、患者の利便性の向上にもつながり、医療機関等の窓口での受付がスムーズになる。
- スマートフォンでマイナ保険証を利用する際の事前準備
- 来院・来局前のスマートフォンへのマイナンバーカードの追加
- スマートフォンの利用に対応した医療機関・薬局の確認
- 医療機関・薬局での利用手順
患者が医療機関等に行く前にスマートフォンが利用可能かを確認できるよう、厚生労働省のホームページにおいて、スマートフォンのマイナ保険証対応医療機関・薬局のリストを掲載する。
