LINE登録で「薬剤師が知っておくべき情報まとめ」を配信中詳しくはこちら

医療費の見える化について【厚労省】

ニュースの要点

厚生労働省は、医療保険制度における財源等の仕組みを国民に広く理解していただくことを目的として、令和2年度から医療保険財源を中心にグラフ等を活用した資料を作成し、公表している。(毎年更新)

医療費の財源構成(令和3年度)

病院の窓口で支払う金額(自己負担額)は、平均的には、受けた医療にかかった費用(医療費)の約15%。その他の部分は医療保険制度から支払われる。この医療保険でまかなわれる割合(約85%)を、「実効給付率」という。またこの約85%のうち、公費でまかなわれる部分が約32%、保険料でまかなわれる部分が約53%となっている。

自己負担額の割合は年齢によって異なるが、法定給付率に加えて高額療養費制度等があることにより、後期高齢者(75歳以上)とそれ以外で分けた場合には、後期高齢者が約8%、それ以外が約19%となっている。

出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/content/12400000/mieruka_2021.pdf

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

  • URLをコピーしました!
目次