ニュースの要点
厚生労働省は8月30日、「患者からの医薬品副作用報告に関する広報の周知について」とする通知を発出した。
厚生労働省医薬・生活衛生局医薬安全対策課長通知「患者からの医薬品副作用報告について」のとおり、平成31年3月26日から、独立行政法人医薬品医療機器総合機構において、患者からの医薬品副作用報告の受付を開始している。
医薬品による副作用が疑われる症例についての情報を、患者又はその家族から直接収集し、医薬品の安全対策に活用するために、本報告について、広く患者、国民に認知してもらう必要があることから、PMDAにおいて広報資料を作成し、その周知に努めている。
当該広報資料について関係機関及び関係事業者に周知し、広報への協力と、毎年10月17日から23日までの「薬と健康の週間」等の機会においての協力を依頼した。
※患者からの医薬品副作用報告は、医薬品副作用被害救済制度における請求とは異なる。救済制度での医療費等の請求については別の手続きが必要となる点に留意。