ニュースの要点
厚生労働省は8月1日、「手足口病に関する注意喚起について」とする事務連絡を発出した。
手足口病については、感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律に基づく小児科定点からの患者の届出数が、過去10年間と比較してもかなり多い状況となっている。
これまでも厚生労働省のホームページにおいて、手足口病に関する情報提供を行っているが、この度、手足口病に関する予防啓発のためのリーフレットを作成し、手足口病の流行に注意喚起した。
また、広報誌『厚生労働』2024年7月号で夏の感染症対策について特集している。
手足口病とは
手足口病は、子どもを中心に、主に夏に流行する。感染症発生動向調査によると、2歳以下が半数を占めるが、小学生でも流行的発生がみられることがある。成人を含めた小学生以上の大半は、すでにウイルスの感染(不顕性感染も含む)を受けている場合が多いため、成人での発症はあまり多くない。
注意喚起のためのチラシ
- 手足口病
- 流行時期
- 感染経路
- 治療方法
※流水や石けんによる手洗いをしましょう。
※タオルの共用を避けましょう。
※排泄物の適切な処理を行いましょう。