ニュースの要点
厚生労働省は10月10日、「第8回厚生科学審議会感染症部会薬剤耐性(AMR)に関する小委員会」が以下の議題にて開催された。
議題
- 抗微生物薬適正使用の手引きの改正について
- 抗微生物薬の研究開発における市場インセンティブについて(報告)
審議の結果、抗微生物薬適正使用の手引きの改正について、「微生物薬適正使用の手引き 第三版 (案)」が了承された。
また、抗微生物薬の研究開発における市場インセンティブについては以下の意見が出された。
- 事業の目的である抗微生物薬の適正使用を保ちつつ、新規抗微生物薬の開発を促進し、耐性菌の治療の選択肢を確保するために、適切な事業評価を行うことが重要。
- 製薬企業の研究開発を促すためにも、抗微生物薬の研究開発における市場インセンティブ以外の政策的誘導も重要。
- 従来の抗微生物薬の安定供給も重要な課題。