ニュースの要点
厚生労働省は11月29日、「最近の調剤医療費（電算処理分）の動向令和6年度7月号」を公表した
〇概要
（１） 令和６年度７月の調剤医療費は7,276億円（伸び率+5.9％）で、処方箋１枚当たり調剤医療費は9,363円（伸び率+1.7％）であった。
調剤医療費の内訳は、技術料が1,990億円（伸び率+6.0％）、薬剤料が5,271億円（伸び率+5.9％）、薬剤料のうち、後発医薬品が965億円（伸び率+2.1％）であった。
（２） 薬剤料の多くを占める内服薬の処方箋1枚当たり薬剤料5,330円（伸び率0.4％）を、処方箋1枚当たり薬剤種類数、1種類当たり投薬日数、1種類1日当たり薬剤料の３要素に分解すると、各々2.75 種類（伸び率▲0.5％）、27.5 日（伸び率+2.8％）、70 円（伸び率▲1.8％）であった。
（３） 内服薬の薬剤料4,142億円（伸び幅+182億円）を薬効大分類別にみると、総額が最も高かったのは39 その他の代謝性医薬品の776 億円（伸び幅+54 億円）で、伸び幅が最も高かったのは 39 その他の代謝性医薬品の+54 億円（総額776億円）であった。
