ニュースの要点
厚生労働省は8月21日、「熱中症対策のための高齢者への見守り・声かけについて」とする事務連絡を発出した。熱中症対策の一層の強化を図るため、気候変動適応法及び独立行政法人環境再生保全機構法の一部を改正する法律が令和5年4月に成立し、令和6年4月に全面施行された。
政府では、「熱中症対策実行計画」(令和5年5月 30 日閣議決定)に基づき、令和6年度「熱中症予防強化キャンペーン」を通じて、政府一体となった普及啓発を実施している。
特に高齢者においては、自ら熱中症予防行動をとることが難しい場合があることから、高齢者に対する熱中症予防行動の声かけ等に協力してもらうよう、別添のとおり、各関連団体・各関連事業者に「熱中症対策のための高齢者への見守り・声かけについて(協力依頼)」で周知し、熱中症対策を一層推進するよう依頼した。