ニュースの要点
厚生労働省は3月25日、薬剤師国家試験の改善について、医道審議会薬剤師分科会薬剤師国家試験制度改善検討部会で検討し、新たな基本方針(薬剤師国家試験のあり方に関する基本方針)を取りまとめ公表した。
同部会では、2040年以降の社会的役割を見据え、医・歯・薬学教育における一部目標の共通化及び学修成果基盤型教育の導入等を内容とする薬学教育モデル・コア・カリキュラムが改訂されたこと、また、こうした社会的背景の変化及び薬学教育の変化への対応を図るため、令和7年3月から計4回にわたって、薬剤師国家試験制度の検討が行われた。
新たな基本方針は令和11年度実施の第115回薬剤師国家試験から適用することとしている。
【方針の主な変更点】
- 試験科目を薬学教育モデル・コア・カリキュラム(令和4年度改訂版)に対応した5科目「社会と薬学」、「基礎薬学」、「医療薬学」、「衛生薬学」及び「臨床薬学」とする。
- 薬剤師としての実践的能力をより適切に評価するため、各試験科目を組み合わせて出題する「連問」及び「複合問題」の作問にあたっては、組み合わせる科目に制限を設けないこととする。
- 出題数は必須問題90問、一般問題(薬学理論問題)125問、一般問題(薬学実践問題)120問の計335問とし、複合問題を10問減らす。


