ニュースの要点
厚生労働省は6月6日から、全国の薬局を対象に調剤済み処方箋の保存サービスの受付を開始した。
目次
調剤済み処方箋の保存サービス
- 薬局が電子処方箋により調剤を行った場合、調剤結果を作成して電子署名をしたうえで、電子処方箋管理サービスに登録し、その後、電子処方箋管理サービスから薬局にタイムスタンプを付与したデータを返し、当該データを薬局で保管することになっている。
- 本機能は、薬局が、電子処方箋だけでなく紙処方箋のものを含めた調剤結果のデータを5年間電子処方箋管理サービスに保存できる、希望制の有償のサービスとなる。
メリット
- 電子処方箋だけではなく、紙の処方箋に対する調剤結果のデータも保存できる
- 保存した電子処方箋の調剤結果データは原本として扱う
- サービス利用料は実費を加味し、2,500円/年と安価
- データの紛失のリスクが低い