ニュースの要点
日本薬剤師会は6月19日の記者会見で、「薬局業務におけるカスタマーハラスメント発生時の対応事例に係るアンケート調査」について結果を報告した。
目次
調査概要
調査内容:薬局業務においてカスタマーハラスメント⾏為が発生し、調剤の対応が困難だった事例
調査対象:日本薬剤師会 会員
調査対象期間:令和6年3⽉1⽇~アンケート回答日までの約1年間
回答期間:令和7年2⽉26⽇(⽔)~3⽉16⽇(⽇)まで
回答数:1,566件
カスハラの状況
- カスハラに該当する⾏動をはたらいた者は、男性が1,118件(71.4%)、年齢は、70代が429件(27.4%)、 60代が364件(23.2%)、50代が314件(20.1%)であり、中⾼年男性によるハラスメントが特に多かった。
- カスハラの⾏動としては、⼤声、暴⾔、脅迫的⾔動が最も多く974件(62.2%)、続いて、過剰、不当な要求が657件(42.0%)、不当なクレーム(調剤や販売等)が495件(31.6%)、⻑時間の拘束が437件(27.9%)、人格否定・屈辱的言動436件(27.8%)であった。


(https://www.nichiyaku.or.jp/files/co/pr-activity/press/20250619_01.pdf)