マイナ保険証の利用促進に向けた積極的な対応の協力依頼について【厚労省】

ニュースの要点

厚生労働省は1月30日、「マイナ保険証の利用促進に向けた積極的な対応の協力依頼について」とする通知を発出した。

国を先頭として関係者が一丸となって取り組むものであるという、マイナ保険証の利用促進に向けた基本的姿勢をあらためて確認するとともに、医療保険者等及び医療保険情報提供等実施機関に協力してもらいたい点について整理し、周知と積極的な取組を依頼した。

1. 基本的姿勢：抜粋
   マイナ保険証の利用促進に向けた取組は、デジタル社会における質の高い医療の実現に向け、国が先頭に立ち、医療機関・薬局、医療保険者等、経済界等が一丸となって進める。
   より多くの国民がマイナ保険証を利用し、そのメリットを実感できるよう、あらゆる手段を通じてマイナ保険証の利用促進を図っていく。
2. 医療保険者等に取り組んでいただきたい事項：抜粋
   マイナ保険証の利用促進のためには、医療機関・薬局における利用環境の整備や患者への声かけが重要ですが、同時に、加入者に医療機関・薬局への受診等の前にあらかじめマイナ保険証のメリットを理解していただけるよう、医療保険者等・事業主による働きかけを行うことも効果的。
3. 報告いただきたい内容及び報告方法
4. 医療保険情報提供等実施機関からのデータ提供について
5. 医療機関・薬局や事業主における取組（参考）
   健康保険証とマイナンバーカードを一体化させた「マイナ保険証」の利用促進のため、医療機関・薬局において窓口での声掛けなどを見直すよう協力を要請した。また、24年2月から医療機関・薬局を対象に、利用促進の取り組み状況に関してアンケート調査を開始する予定だ。