ニュースの要点
厚生労働省は4月23日、「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き・第10.1版」を公表した。令和2年3月に第1.0版を発行したが、2023年5月には、感染症法における位置づけも5類感染症となり、医療機関にも社会全体にも新興感染症を受け入れる経験が積まれてきたと感じられ、迅速性を重視した本手引きの役割は終える時が来たと考え今回の改訂を最後にするとしている。
第10.1版の主な改訂ポイント(抜粋)
- 2021年末に流行株が,感染・伝搬力の強いオミクロンに置き換わって以降、重症化する患者の割合は低下した
- 2024年度以降における新型コロナワクチン定期接種の規定種の規定