ニュースの要点
厚生労働省は、令和5年度「衛生行政報告例」の結果を取りまとめ公表した。
「衛生行政報告例」は、衛生行政運営の基礎資料を得ることを目的に、精神保健福祉、栄養、衛生検査、生活衛生、食品衛生、乳肉衛生、医療、薬事、母体保護(こども家庭庁所管)、難病・小児慢性特定疾病、狂犬病予防の11の行政分野について、毎年調べているもの。
〇結果のポイント・・薬事関係
令和5年度末現在の薬局数は62,828施設で、前年度に比べ453施設(0.7%)増加している。
また、人口10万人当たりの薬局数は50.5で、都道府県別にみると、佐賀県が64.5と最も多く、次いで高知県が60.4、山形県が60.0となっている。一方、沖縄県が39.4と最も少なく、次いで千葉県が42.7、埼玉県が43.7となっている。
※都道府県別では、32の都道府県で増加し、15の県で減少している。