ニュースの要点
厚生労働省は11月22日、令和5年の「医療施設(静態・動態)調査」と「病院報告」の結果(年報)を取りまとめ公表した。
「医療施設(動態)調査」は、全国の医療施設の数や病床数、診療科目などの動向を把握するため、医療施設から提出された開設・廃止などの申請・届出に基づく、都道府県・保所設置市・特別区からの毎月の報告を集計したもの。また、「医療施設(静態)調」は、医療施設の診療機能の詳細な実態を把握するため、3年ごとに医療施設に対して調査を実施しており、令和5年はその実施年に当たり、職種別従事者数、検査・手術の実施状況や診療設備の保有状況などを集計したもの。
「病院報告」は、全国の医療施設(病院、療養病床を有する診療所)における患者の利用状況を把握するため、医療施設からの毎月の報告を基に、1日平均在院・外来患者数、病床利用率、平均在院日数などを集計したもの。