ニュースの要点
健康保険組合連合会は9月25日、「令和6年度高額医療交付金交付事業における高額レセプト上位の概要」を公表した。
- 令和6年度(令和6年1月16日から令和7年1月15日)において本事業に申請されたレセプトのうち、1か月の医療費が1,000万円以上の件数は、前年度より172件増加(対前年度比約8%増)の2,328件で過去最多であった。
- このような医療費の高額化の最大の要因に薬剤費の高額化が挙げられる。特に近年、新薬創薬のイノベーションにより、画期的な新薬の保険収載が相次いだ。これら医薬品は、必要とする患者に寄与するものである。一方で医療費の高額化は一段と進展している。

