ニュースの要点
厚生労働省は10月3日、「第119回社会保障審議会医療部会」を以下の議題などで開催された。
- 令和8年度診療報酬改定の基本方針について
- これまでの「診療報酬改定の基本方針」においては、①改定に当たっての基本認識に続いて、②改定の基本的視点と具体的な方向性を示している。
- 令和8年度改定においても、これまでの基本方針の構成をベースとしつつ、近年の社会情勢・医療を取り巻く状況を踏まえたものとしてはどうか。
- 改定に当たっての基本認識:抜粋
- 「基本認識」の例:
医療の高度化や医療DX、イノベーションの推進等による、安心・安全で質の高い医療の実現 - 考えうる記載例:
- 医療技術の進歩や高度化を国民に還元するとともに、ドラッグ/デバイス・ラグ/ロスへの必要な対応を行うほか、医療現場における更なる医療DX・ICTの活用により、質の高い医療を実現する
- 医療分野のイノベーションを推進し、創薬力・開発力を維持・強②改定の基本的視点と具体的方向性:
- 「基本認識」の例:
- 改定の基本的視点と具体的方向性:抜粋
- 「基本的視点」の例:
効率化・適正化を通じた医療保険制度の安定性・持続可能性の向上 - 「具体的方向性」の例:
- OTC類似薬等の薬剤給付の在り方の検討
- 費用対効果評価制度の活用
- 市場実勢価格を踏まえた適正な評価
- 「基本的視点」の例:

