ニュースの要点
厚生労働省は10月8日、薬事審議会日本薬局方部会を開催し、「第十九改正日本薬局方(案)」を提示し了承された。
<第十九改正日本薬局方作成の5本の柱>
- 保健医療上重要な医薬品を優先して収載することによる収載品目の充実
- 最新の学問・技術の積極的導入による質的向上
- 医薬品のグローバル化に対応した国際化の一層の推進
- 必要に応じた速やかな部分改正及び行政によるその円滑な運用
- 日本薬局方改正過程における透明性の確保及び日本薬局方の国内外への普及
※第十九改正の施行時期は令和8年4月を目標とする
〇日本薬局方とPMDAの役割:
2004年(平成16年)4月のPMDAの設立に伴い、日本薬局方原案の作成をPMDAが行うこととされている。このため、PMDAでは、日本薬局方の原案作成検討に必要な体制を構築し、検討・作成を行っている。