ニュースの要点
アストラゼネカ株式会社は12月19日、『パルミコート®100μgタービュヘイラー®112吸入』について、安定性モニタリング18箇月時点の一吸引量試験を実施したところ、一部の製造番号品(製造番号BADG)で承認規格を僅かに上回り、適合しない結果が得られ、このため、使用期限内に規格に適合しない可能性のある下記製造番号品を自主回収(クラスⅡ)すると公表した。
なお、回収対象製品の一部の製造番号品(製造番号BADG)について、逸脱の程度はごくわずかであり、当該試験項目以外の試験項目はすべて適合していたことから、有効性及び安全性に影響はなく、当該製品の使用による重篤な健康被害が生じる可能性はないものと考えており、これまでに本件に起因すると考えられる健康被害等の報告は受けていないとしている。



