ニュースの要点
厚生労働省は6月16日、「炭酸リチウム製剤の使用にあたっての留意事項について」とする通知を発出した。
炭酸リチウム製剤については、同日付で炭酸リチウム製剤の使用にあたっての留意事項について「「使用上の注意」の改訂について」を発出した。
電子化された添付文書の改訂内容は「禁忌」から「妊婦又は妊娠している可能性のある女性」を削除したことに伴い、妊婦等への投与を適切に実施するため、その使用に当たっての留意事項について医療機関等に周知を依頼した。
1.妊娠する可能性のある女性に使用する場合には、本剤による催奇形性について十分に説明し、本剤の使用が適切であるか慎重に判断すること
2.妊婦、胎児及び新生児に対する適切な周産期管理が実施可能な医療施設と連携し、双極症治療に関する知識及び経験を有し、以下の本剤のリスク等について十分に管理・説明できる医師の下で実施すること
(1)妊娠により本剤の血清リチウム濃度が変化し治療効果に影響がみられる可能性があるため、妊婦に対し本剤を投与する場合には、本剤の血清リチウム濃度を頻回に測定し患者の状態等に十分注意すること。妊娠末期では、分娩直前に血清リチウム濃度の異常上昇を起こすことがある。
(2)本剤を投与した妊婦から出生した新生児において、新生児薬物離脱症候群やリチウム中毒があらわれることがある。




