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入学定員抑制「検討すべき」【厚労省】

ニュースの要点

厚生労働省は6月4日、「薬剤師の養成および資質向上等に関する検討会」に取りまとめ骨子案を示した。今後の人口減少による影響や今回の需要推計を踏まえると、将来的に薬剤師が過剰になると予想される状況下では、薬剤師の業務変化、病院を中心とした薬剤師の不足感、薬局・医療機関で取り組もうとしている業務に応じた薬剤師の必要数の推計等を踏まえた、今回の需給推計の精査を行いつつ、入学定員数の抑制が必要か否かも含めて検討すべきとした。

また、薬剤師が過剰になることに対して、国家試験の合格者数を抑制することによる対応も考えられるが、国家試験に合格できない学生をさらに増やすことになり、合格者数の抑制のみの対応は望ましい方向とは言えないので慎重に考える必要があるのではないかとし、合格者数引き下げは「慎重な検討が必要」と踏み込まなかった。

提言では、検討会での議論内容を踏まえ、薬剤師の養成等(養成、薬学教育、国家試験※学生の質を含む)・薬剤師の業務・資質向上(業務の変化、免許取得後の対応)が盛り込まれた。

詳細は以下の資料をご確認ください。

出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/content/11121000/000788084.pdf

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