ニュースの要点
日本医療機能評価機構は6月27日に、「医療事故情報収集等事業」の第69回報告書(2022年1〜3月が対象)を公表した。
1〜3月に報告されたた医療事故情報の件数は1,506件であり、その内訳は、報告義務対象医療機関から1,348件、参加登録申請医療機関(任意参加)から158件であった。また、ヒヤリ・ハット事例情報の報告は7,360件であった。
事故の程度では、医療事故1,348件のうち106件(7.9%)では患者が死亡、152件(11.3%)では障害残存の可能性がある(高い)、457件(33.9%)では障害残存の可能性がある(低い)となっている。
報告書では分析テーマとして、「患者間違いに関連した事例」について分析が行われている。