ニュースの要点
厚生労働省の7月20日、薬事・食品衛生審議会/薬事分科会・医薬品第二部会合同会議にて医薬品ゾコーバ錠125mgの生物由来製品又は特定生物由来製品の指定の要否、製造販売承認の可否及び毒薬又は劇薬の指定の要否について審議された。
厚生労働省からは、現下の急速な感染拡大の状況を踏まえ、今後の感染拡大や既存の治療薬の効果が期待できない変異株が発生する可能性も含めたリスク・ベネフィットバランスの観点を踏まえつつ、ウイルス量や一部の臨床症状に係る結果など、科学的根拠に基づき有効性が推定されると合理的に説明できる場合、本剤の承認を可とすることもできると考えられるのではないか等の「審議に当たっての考え方」が示されたが、会議では「継続審議」とすることを決定した。