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生薬ハーバリウムの作り方【帝京平成大学薬学部 地域連携サークル】

著者

帝京平成大学 薬学研究部 地域連携サークル
解説:甲斐 愛実子
編集:小倉 由愛

帝京平成大学 薬学部 薬学科
教授 小原 道子

帝京平成大学 薬学部 薬学科
助手 原田 美那

こんにちは、帝京平成大学 薬学研究部 地域連携サークルです。

地域連携サークルは2021年6月に設立し、地域の方へ医薬品の適正使用などを伝える薬育や健康に関するイベントのお手伝いをしています。

最近では2022年3月に、中野区の小学生の親子を対象とした生薬ハーバリウム体験教室を実施しました。
今回は当イベントで子どもたちと作った、生薬ハーバリウムの作り方をご紹介します。

私たちが生薬ハーバリウムを作り始めたのは、2021年11月の文化祭です。コロナ禍での文化祭ということもあり、接触しないで薬を身近に感じられる展示はないかと話し合った時に、生薬ハーバリウムの案がでました。文化祭で展示をしている際には、地域住民の方から「売ってくれないかしら?」「作れないの?」という嬉しいご意見をたくさん頂きました。

そんな中で3月、初めて参加者が作成する生薬ハーバリウム体験教室を開催しました。実施概要は、①の講義と②の体験教室の二部構成です。
①「生薬ってなんだろう?」をテーマにしたクイズを交えた講義
②「生薬ハーバリウムを作ってみよう!」親子で1つずつハーバリウムを作る

ハーバリウムを作成するために、下記のものを準備しました。

  • ガラス瓶(口の狭い大人用・口の広い子ども用のジャム瓶)※1¥100
  • ハーバリウムオイル¥100
  • ジェルワックス¥20/約10g※2
  • お花(様々な色のあじさい、カスミソウ)¥100
  • ドライフルーツ(オレンジ、リンゴ)¥100
  • 生薬(釣藤鈎、桃仁、ヨクイニン)¥30/約3g※2
  • その他備品(ピンセット、漏斗)

※1動画では口の狭いガラス瓶を使用しましたが、入り口が狭いと材料が入れにくいため、子ども用に口の広いジャム瓶も用意しました。
※2ジェルワックスは200g、生薬は500g単位で購入しました。生薬の値段は産地や時期により異なります。

参加者の方からは、生薬を初めてみた!思わず熱中してしまった!また参加したい!と言った嬉しいお言葉をたくさん頂きました。お子さんだけでなく、保護者の方も熱心に作成している様子がとても印象的でした。
薬局の地域イベントとしても楽しんで頂けると思うので、ぜひ作ってみてください!

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