ニュースの要点
国立長寿医療研究センターは8月24日、「日本人高齢者において脳体積の維持に多価不飽和脂肪酸(DHA・EPA・ARA)の摂取が関連することを初めて報告」とする研究結果を公表した。
多価不飽和脂肪酸であるドコサヘキサエン酸(DHA)、エイコサペンタエン酸(EPA)、アラキドン酸(ARA)の摂取量が多いと、認知機能に関わる側頭皮質や前頭皮質などの局所脳体積の減少が抑制される可能性を「NILS-LSA(国立長寿医療研究センター・老化に関する長期縦断疫学研究)」の縦断解析により見いだした。