ニュースの要点
厚生労働省は9月1日、「アモキサピン製剤におけるニトロソアミン類の検出への対応について」とする事務連絡を発出した。
アモキサピン製剤の製造販売業者から、同製剤中においてニトロソアミン類に分類される化学物質(N-ニトロソアモキサピン)が検出された旨の報告があった。
一般的に、ニトロソアミン類は発がん性を有する可能性があるが、N-ニトロソアモキサピンが発がん性を有するかは不明とし、N-ニトロソアモキサピン生成の詳細な原因については、現在、製造販売業者により調査が進められているとしている。