ニュースの要点
日本医療機能評価機構は10月18日に、薬局ヒヤリ・ハット事例収集・分析事業の「共有すべき事例No.9」を公表した。
- 薬剤取り違え
ポリムス(調剤監査支援システム)は、薬剤の取り揃えの際に補助的に使用する機器であることを再認識し、薬剤師は取り揃えた薬剤と処方箋を照合して確認を行う - 投与量
同効薬へ切り替える際は、添付文書やインタビューフォームなどを見て用法・用量が妥当であるかを確認する - 病態禁忌
患者の検査値に関する情報を入手した場合は、薬剤服用歴に記録する。また、添付文書の禁忌欄に「重篤な腎障害のある患者」あるいは「重篤な肝障害のある患者」などの記載がある薬剤が処方された際、患者の最新の検査値を確認するように努める