薬学教育モデル・コア・カリキュラム改訂案公表【文科省】

ニュースの要点

文部科学省の薬学教育モデル・コア・カリキュラム改訂に関する専門研究委員会（第5回）が11月14日に開催され、「薬学教育モデル・コア・カリキュラム（案）」が公表された。今後、「薬学系人材養成の在り方に関する検討会」で議論され、パブリックコメント実施の後、令和6年度入学生から改訂版の薬学教育モデル・コア・カリキュラムを適用する予定となっている。

改訂の基本方針

1. 大きく変貌する社会で活躍できる薬剤師を想定した教育内容の検討
2. 生涯にわたって目標とする「薬剤師として求められる基本的な資質・能力」を提示した新たなモデル・コア・カリキュラムの展開
3. 各大学の責任あるカリキュラム運用のための自由度の向上
4. 臨床薬学という教育体制の構築（追加）
5. 課題の発見と解決を科学的に探究する人材育成の視点
6. 医学/歯学教育モデル・コア・カリキュラムとの一部共通化

薬学教育モデル・コア・カリキュラム(案) 概要　文部科学省（2022年11月11日）

薬学教育モデル・コア・カリキュラム令和4年度改訂版(案)　文部科学省（2022年11月14日）