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オンライン資格確認の導入・普及に関する加算の特例措置【中医協】

ニュースの要点

中央社会保険医療協議会総会(第535回)が12月23日に「個別改定項目について」などを議題として開催された。

答申について

①医療DXの基盤となるオンライン資格確認の導入の原則義務付けに係る経過措置について

  • 令和4年度末時点で、やむを得ない事情がある保険医療機関・薬局は、期限付きの経過措置を設ける
    ※対象の保険医療機関・薬局は、地方厚生(支)局に原則オンラインで事前届出を行う(支払基金とも情報共有)
    ※令和6年4月目処で資格確認限定型・居宅同意取得型の運用を開始することとしており、こうした状況を踏まえ、今後、必要な見直しを行う

②医療DXの推進のためのオンライン資格確認の導入・普及に関する加算の特例措置

  • 医療DXの推進のためのオンライン資格確認の導入・普及の徹底の観点から、「医療情報・システム基盤整備体制充実加算」について、(1)初診時・調剤時の評価を見直すとともに、(2)再診時についても新たに評価を行う特例措置を講ずる
  • また、あわせてオンライン請求を更に普及する観点から、(3)当該加算の算定要件を見直す特例措置を講ずることとする
  • これらの特例措置を令和5年4月から12月まで(9か月間)時限的に適用する

③医薬品の安定供給問題を踏まえた診療報酬上の特例措置

  • 医薬品の供給が不安定な状況を踏まえ、患者への適切な薬剤の処方や、保険薬局の地域における協力促進などの観点から、保険医療機関・保険薬局に対する加算について、特例措置を講ずる
  • この特例措置は、令和5年4月から12月まで(9か月間)時限的に適用する

以下、厚生労働省より(2022年12月23日)
個別改定項目について 
「個別改定項目について」の補足説明資料

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