ニュースの要点
厚生労働省は1月26日、「HPKIカードのリモート署名における電子証明書について」とする事務連絡を発出した。
データヘルス改革の一環として、令和5年1月26日より電子処方箋の運用が開始された。電子処方箋の発行、調剤結果への記録の際、医師や歯科医師、薬剤師の資格確認が行われた電子署名を適切に付す必要があり、現時点では、保健医療福祉分野の公開鍵基盤（HPKI：Healthcare Public KeyInfrastructure）の電子証明書を内蔵したICカード（HPKI カード）が使用されている。
今般、HPKIカードの紛失・破損等に対応するためのリモート署名の取扱いに関して、当面、電子処方箋に限定した取扱いとすることとし、周知を依頼した。
