ニュースの要点
厚生労働省は4月26日、令和5年度「医療機能情報提供制度・薬局機能情報提供制度の 全国統一システムの運用・保守・改修に係るプロジェクト管理支援業務」第1回検討委員会を開催し、以下の議題などについて議論された。
薬局機能情報提供制度の項目等の見直しについて【公開】
- 報告項目等の改正について
- 薬局機能情報提供制度では、薬局に係る制度改正等に伴い、定期的に報告項目を見直している。
- 項目の見直しに際しては、薬局機能情報について、以下のような指摘がなされている。
- 患者にとって必要な情報が網羅されていないのではないか
- 在宅対応等、他職種向けの情報も含めるべきではないか
- 単に体制があることの報告となっており、実績の有無がわからない
- 行政の施策の進捗のエビデンスとして活用すべきではないか
- 今回の見直しの検討においては、これらの指摘も踏まえつつ、具体的な項目を検討する。
- 今回検討する報告項目(案)
- 患者・住民のための薬局の基本情報
- 薬局の機能・提供サービス
- 在宅医療への対応
- 健康サポート機能に関する事項
- 有事への対応等
- ICTへの対応
- 行政が施策検討等において必要とする情報等
- その他
- 今後のスケジュール(案)
令和5年中 : 医薬品医療機器等法施行規則改正省令公布
令和6年1月1日: 改正省令による報告開始