ニュースの要点
ノボ ノルディスクファーマは11月16日、「オゼンピック®皮下注 SD」を諸般の事情により、2024年4月より経過措置品目へ移行すると公表した。
「オゼンピック®皮下注 SD」は、2020年6月に単回使用ペン型注入器として日本のみで販売開始していたが、2022年2月より出荷調整、その後に出荷停止となっていた。
オゼンピック®皮下注 SDの再供給の環境整備に努めてきたが、昨今のGLP-1受容体作動薬の世界的需要の高まりもあり、他国にて発売していないオゼンピック®皮下注 SDを既にオゼンピック®皮下注2mgを発売している日本のためだけに、生産ラインを再開するのが難しい状況となっていた。
2022年5月に発売したオゼンピック®皮下注2mgに関しては、オゼンピック®皮下注 SDの納入先数、使用患者の数からも大きく上回り、現在の需要の高まりに対応すべくオゼンピック®皮下注2mgの供給に集中するとしている。
経過措置期間 2024年4月1日~2025年3月末日で、2025年4月1日以降は薬価基準より削除される。