LINE登録で「薬剤師が知っておくべき情報まとめ」を配信中詳しくはこちら

エムポックス患者死亡例について【厚労省】

ニュースの要点

厚生労働省は12月13日、9月に国内初のエムポックス患者死亡例が確認されたと発表した。エムポックスは、感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律(平成10年法律第114号)において、4類感染症に指定されており、届出の対象となっている。

患者に関する情報
  • 年代:30代
  • 性別:男性
  • 居住自治体:埼玉県
  • 海外渡航歴:なし
  • 病歴等:HIV感染による免疫不全

国民の皆様へのメッセージ
エムポックスは、エムポックスウイルスによる急性発疹性疾患です。主に感染した人や動物の皮膚の病変・体液・血液に触れた場合(性的接触を含む)、患者と近くで対面し、長時間の飛沫にさらされた場合、患者が使用した寝具等に触れた場合等により感染します。
エムポックスの潜伏期間は6~13日とされており、潜伏期間の後、発熱、頭痛、リンパ節腫脹、筋肉痛などの症状が0~5日続き、発熱1~3日後に発疹が出現します(発熱、頭痛、リンパ節腫脹などの前駆症状が必ずしも認められない事例が報告されています)。
発熱、発疹等、体調に異常がある場合には身近な医療機関に相談するとともに、手指消毒等の基本的な感染対策を行ってください。

エムポックス患者死亡例について 厚生労働省(2023年12月13日)

出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/content/10906000/001178395.pdf

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

  • URLをコピーしました!
目次