LINE登録で「薬剤師が知っておくべき情報まとめ」を配信中詳しくはこちら

アセトアミノフェン製剤等の添付文書改訂指示【厚労省】

ニュースの要点

厚生労働省は10月12日、第4回及び第9回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(令和5年7月25日開催及び同年9月21日開催)における審議結果等を踏まえ、製造販売業者に医薬品の「使用上の注意」の改訂を指示した。

アセトアミノフェン製剤の添付文書:以下の禁忌が削除

  • 消化性潰瘍のある患者〔症状が悪化するおそれがある。〕
  • 重篤な血液の異常のある患者〔重篤な転帰をとるおそれがある。〕
  • 重篤な腎障害のある患者〔重篤な転帰をとるおそれがある。〕
  • 重篤な心機能不全のある患者〔循環系のバランスが損なわれ、心不全が増悪するおそれがある。〕
  • アスピリン喘息(非ステロイド性消炎鎮痛剤による喘息発作の誘発)又はその既往歴のある患者〔アスピリン喘息の発症にプロスタグランジン合成阻害作用が関与していると考えられる。〕

「使用上の注意」の改訂について 厚生労働省(2023年10月12日)
アセトアミノフェンを含有する製剤(医療用)の 「使用上の注意」の改訂について 厚生労働省(2023年9月21日)

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

  • URLをコピーしました!
目次