ニュースの要点
AMR臨床リファレンスセンター(厚生労働省委託事業)は2月11日、昨年11月の「薬剤耐性(AMR)対策推進月間」啓発活動において、第5回「薬剤耐性(AMR)あるある川柳」の公募を行い、1,617作品の応募から入賞作品を発表した。
AMR臨床リファレンスセンター・センター長大曲貴夫氏は総評で、「薬剤耐性菌は、目に見えないうちに広がっています。治療の切り札となる抗菌薬が効かないために、さまざまな医療が困難になったり、私たちの日常生活を変えてしまう大きな問題です。今回の応募作品は、新型コロナウイルス感染症の流行や感染対策を意識し、世相を反映したもの、使える抗菌薬を残すためにできること、そして医療従事者の心のつぶやきなど、さまざまな視点から薬剤耐性を考えていただきました。抗菌薬の正しい知識や感染対策に対する意識が少しずつ、世の中に広がってきていることを実感しております。」と話した。