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厚生労働省は8月1日、閣議で「令和5年版厚生労働白書」(令和4年度厚生労働行政年次報告)を報告し、公表した。
「厚生労働白書」は、厚生労働行政の現状や今後の見通しなどについて、広く国民に伝えることを目的にとりまとめている。令和5年版は、平成13(2001)年の「厚生労働白書」発刊から数えて22冊目となる。
令和5年版厚生労働白書は2部構成で、その年ごとのテーマを設定している第1部では「つながり・支え合いのある地域共生社会」と題し、単身世帯の増加等を背景に顕在化した制度の狭間にある課題等の現状と、ポストコロナの令和の時代に求められる「つながり・支え合い」の在り方の方向性をテーマとしている。
「令和5年版 厚生労働白書」概要