ニュースの要点
厚生労働省医薬・生活衛生局医薬品審査管理課は10月25日、「第十九改正日本薬局方作成基本方針」を公表した。
日本薬局方の基本的な役割は医療に必要な医薬品全般の品質を適正に確保することである。この役割を果たすための課題から、以下五項目を第十九改正日本薬局方作成の柱とし、施行時期は令和8年4月を目標とするとしている。
<第十九改正日本薬局方作成の5本の柱>
- 保健医療上重要な医薬品を優先して収載することによる収載品目の充実
- 最新の学問・技術の積極的導入による質的向上
- 医薬品のグローバル化に対応した国際化の一層の推進
- 必要に応じた速やかな部分改正及び行政によるその円滑な運用
- 日本薬局方改正過程における透明性の確保及び日本薬局方の国内外への普及
参考資料