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2024年度中に医療機関・薬局における電子カルテ情報の共有を進める【医療DX推進本部】

ニュースの要点

政府は、第2回医療DX(デジタルトランスフォーメーション)推進本部を6月2日に開催し、工程表を取りまとめた。

工程表では、全国医療情報プラットフォームについては、今年度より電子カルテ情報の共有システムの開発に着手するとともに、介護情報等についても順次共有できるようにし、クラウドベースの標準型電子カルテを開発し、遅くとも2030年には概ね全ての医療機関において、必要な患者の医療情報を共有できることを目指す。さらに、診療報酬改定DXについては、診療報酬と患者負担の統一的な計算プログラムである共通算定モジュールを開発し、2026年度より本格的に提供するとしている。

具体的な政策

  1. マイナンバーカードと健康保険証の一体化の加速等
  2. 全国医療情報プラットフォームの構築
  3. 電子カルテ情報の標準化等
  4. 診療報酬改定DX
  5. 医療DXの実施主体

医療DX推進本部 首相官邸(2023年6月2日)
医療DXの推進に関する工程表(案) 内閣官房

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