ニュースの要点
厚生労働省は7月26日、「第78回 厚生科学審議会感染症部会」を以下の議題にて開催した。
議題
- 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染症法上の位置付け変更後の状況等について
- 新興・再興感染症データバンク事業(REBIND)について(報告)
- 感染症領域における医療DXの推進について(報告)
- エムポックスへの対応について(報告)
新型コロナウイルス感染症、感染症法上の位置づけ変更に伴う対策の全体像
令和5年5月8日から、新型コロナウイルス感染症が「新型インフルエンザ等感染症」から「5類感染症」に変更されたこと等に伴い、「法律に基づき行政が様々な要請・関与をしていく仕組み」から、「個人の選択を尊重し、国民の皆さまの自主的な取組をベースとしたもの」に転換した。
上記変更後2か月半余り経過した現在において、感染状況や取組状況等について改めて確認を行う。
新型コロナ新規患者報告数(定点)は増加傾向が継続し、第28週(7/10-7/16)では11.04となっている。