ニュースの要点
厚生労働省は1月21日に、中外製薬の「アクテムラ点滴静注用 80 mg、同点滴静注用 200 mg、同点滴静注用 400 mg」(一般名:トシリズマブ(遺伝子組換え))について、新型コロナウイルス感染症に関する効能・効果の追加に係る承認を行った。
追加する効能・効果
SARS-CoV-2 による肺炎(ただし、酸素投与を要する患者に限る)
追加する用法・用量
通常、成人には、副腎皮質ステロイド薬との併用において、トシリズマブ(遺伝子組換え)として1回8mg/kg を点滴静注する。症状が改善しない場合には、初回投与終了から8時間以上の間隔をあけて、トシリズマブ(遺伝子組換え)として8mg/kgを1回追加投与できる。