ニュースの要点
厚生労働省は2月20日、「新型コロナウイルス感染症の罹患後症状に悩む方の診療をしている医療機関の選定及び公表等について(依頼)」とする事務連絡を発出した。
新型コロナウイルス感染症の罹患後症状については、一般医療の中で診療できるものが少なくはないことから、まずは、コロナ罹患後症状で悩む方がかかりつけ医等や地域の医療機関を受診できるようにすること、また、かかりつけ医等で診療継続が難しい等の場合には、それぞれの症状に応じて、専門医等へ紹介することが重要であり、これまでも各自治体における取組事例を紹介してきた。
こうした取組事例の中でも、コロナ罹患後症状に悩む方の診療をしている医療機関の選定及び医療機関リストの公表については、令和5年2月現在、約4割の都道府県において実施されており、コロナ罹患後症状で悩む方が医療につながるため重要となる。このため、下記の通り、令和5年4月28日(金)までに、各都道府県においてコロナ罹患後症状に悩む方の診療をしている医療機関を選定し、ウェブサイト等で医療機関リストを公表するよう依頼した。