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新型コロナウイルス感染症における中和抗体薬の医療機関への配分について【厚労省】

ニュースの要点

厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部は、12月9日に事務連絡「新型コロナウイルス感染症における中和抗体薬の医療機関への配分について(質疑応答集の修正)」を発出した。

主な改正内容は以下の通り。

  • 「ソトロビマブ」(ゼビュディ)について、無床診療所における投与や往診での投与を行う際の要件等を追記しました。
  • オミクロン株(B.1.1.529)への対応において、医療機関への両中和抗体薬の在庫配分の増が必要な場合の留意点を追記しました。

新型コロナウイルス感染症の患者を対象とした中和抗体薬「ソトロビマブ」(販売名:ゼビュディ点滴静注液500mg)については、令和3年9月27日、新型コロナウイルス感染症の治療薬として特例承認された。

今後、ゼビュディ製造販売業者(グラクソ・スミスクライン株式会社)からゼビュディが供給され次第、国内での使用が可能となるが、全世界向けの総供給量は限られており、日本への流通量も限られたものとなり、当面の間、ゼビュディ製造販売業者から厚生労働省が提供を受け、本剤を配分するとしている。

新型コロナウイルス感染症における中和抗体薬の医療機関への配分について(疑義応答集の修正) 厚生労働省(2021年12月6日)

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