ニュースの要点
厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会は10月28日、追加接種について「誰を対象者とするか」・「追加接種にどのワクチンを使用するか」を論点に議論された。
承認後のリアルワールドデータに基づくと、新型コロナワクチンには一定の感染予防効果があると考えられるが、感染予防効果は発症予防効果・重症化予防効果に比較して早期に低下すること、また、高齢者においては重症化予防効果についても経時的に減少する可能性を示唆する報告があること等を踏まえ、初回未接種者への接種機会の提供を継続するとともに、2回接種完了者すべてに対して追加接種の機会を提供することで一致した。
また、追加接種にどのワクチンを使用するかについては検討を続ける。
参考資料