ニュースの要点
中央社会保険医療協議会総会(第527回)が8月10日に開催され、以下について答申された。
- 医療 DX の基盤となるオンライン資格確認の導入の原則義務付け
オンライン資格確認は、患者の医療情報を有効に活用して、安心・安全でより良い医療を提供していくための医療 DX の基盤となるものであることを踏まえ、保険医療機関・保険薬局に、令和5年4月からその導入を原則として義務付ける - オンライン資格確認等システムを通じた患者情報等の活用に係る評価の見直し
令和5年4月より、保険医療機関・保険薬局に、オンライン資格確認等システムの導入が原則として義務付けられること等を踏まえ、オンライン資格確認等システムを通じた患者情報等の活用に係る現行の評価を廃止し、初診時等に患者の薬剤情報や特定健診情報等の診療情報を活用して診療等を実施し質の高い医療を提供する体制及び健康保険法第3条第13項に規定する電子資格確認等による患者情報の取得の効率化を考慮した評価体系とし、令和4年10月から適用する
※保険薬局において、電子的保健医療情報活用加算は廃止され、医療情報・システム基盤整備体制充実加算1と2が新設される。