ニュースの要点
厚生科学審議会医薬品医療機器制度部会が1月12日に開催され、以下の議題等について議論された。
令和4年薬機法等改正の施行状況について
- 緊急承認制度
- 電子処方箋
電子処方箋モデル事業 について、10月31日から山形県酒田市を始めとした4地域の医療機関・薬局でモデル事業が開始されたが、事業開始後現在までに重複投薬等の検知件数が8,149件となっている。(薬局:4,337件検知/51,707件実施)
モデル事業においては、規模を問わず、医療機関、薬局の施設が参加し、実際に患者を巻き込んで、電子処方箋理サービスでの重複投薬等チェック、処方箋の発行や受付等を実施できており、システム面において概ね問題なく運用されているとしている。
また、運用面についても、「診察室、または調剤室に電子処方箋管理サービスと接続する端末がない場合の取り扱い」・「マイナンバーカードや電子処方箋について患者に説明できない場合の取り扱い」のような対応事例も生じているところで、対応策についてはオンライン説明会での周知やQ&Aへの反映等を行っていくとした。